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小学生からよくある質問 | ||
No. | 質問 | 答え |
Q1 | なぜ番号は 「119」なの? |
「119」の始まりは、昭和2年(1927年)10月1日です。 大正15年(1926年)1月20日当時、電話がダイヤル式(今はほとんどプッシュ式)のため、ダイヤル時間が短い「112」でした。 しかし、かけ間違いが多いため、早く回せる「1」を2回と、わざと離れた「9」を組み合わせて「119」になりました。 また、最後はなぜ「9」かという説に、「9」を回すと、ダイヤルが戻るまで時間があり、その間に心を落ち着かせるためだという説もあります。 |
Q2 | 119から 出動するまでの 流れは? |
119番は、情報指令係で受け付けします。そこで名前や住所を確認して場所を特定します。 そして、その場所を受け持つ消防署に出動指令がかかり消防車が出動します。 |
Q3 | 出動するまでは 何分かかるの? |
119番を受けてから指令をかけるまで平均1分。 指令から出動まで平均1分。 119番から出動までは平均2分ですが、早い場合は約1分で出動します。 |
Q4 | 消防車は なぜ赤いの? |
日本ではじめての消防車が赤かったからといわれています。 日本ではじめての消防車は外国から輸入したものですが、それが赤色だったため、日本で色などの基準を決めるときに赤色(朱色)としたのが一般的です。 また、注意を引き、炎を連想させて警火心を起こさせるからと言われています。 しかし、赤色は世界統一ではなく、フィリピンでは黄色で、アメリカでは、赤・白・黄・青・黒色などです。又、ヨーロッパでは主に赤色ですが回転灯の色は青色です。 日本では、「緊急自動車の車体の塗色は、消防自動車にあっては朱色とし、その他の緊急自動車 にあっては白色とする」と定められています。(道路運送車両の保安基準−運輸省令) |
Q5 | 消防車は 何台あるの? |
羽咋消防署には、合計7台あります。 ・救急車2台 ・ポンプ車2台 ・化学消防車1台 ・救助工作車1台 ・梯子車1台 羽咋郡市では、合計25台あります。 ・救急車5台 ・ポンプ車5台 ・化学消防車3台 ・水槽付ポンプ車1台 ・救助工作車1台 ・梯子車2台 ・指揮車3台 ・広報車2台 ・警防車3台 |
Q6 | 消防車には どんな種類が あるの? |
・ポンプ車 ・消防団のポンプ車 ・化学消防車 ・水槽付ポンプ車 ・大型水槽車 ・大型高所放水車 ・泡原液搬送車 ・梯子車 ・屈折梯子車 ・排煙高発泡車 ・照明電源車 ・救助工作車 ・支援車 ・消防二輪車 ・資器材搬送車 ・救急車 ・広報車 ・消救車(消防車と救急車の機能がある車) ・救急普通啓発広報車 車以外には、 ・消防防災ヘリコプター などがあります。 |
Q7 | 消防車は いくらするの? |
・ポンプ車 約 3,000万円 ・救急車 約 3,200万円 ・化学消防車 約 5,000万円 ・救助工作車 約 7,400万円 ・梯子車 約 1億2,000万円 |
Q8 | 梯子車は、 何メートルの 高さまでとどくの? |
羽咋消防署の梯子車は、地上から約31メートルの高さまで届きます。 石川県内で一番高い梯子車は、金沢市消防局の梯子車で高さ50メートルまで届きます。 世界では、フィンランド製で101メートルまで届くものもあります。 日本では車両総重量が25トンを超えると、日本の道路事情では走行できません。 そのため、今のところ日本では50メートルが一番高くまで届く梯子車です。 |
Q9 | ポンプ車や 救助工作車には、 どんな道具を つんでいるの? |
ポンプ車には、 ・ホース ・管そう ・空気呼吸器 ・はしご ・ロープ など、火事の現場で役立つもの。 救助工作車には、 ・油圧救助器具 ・チェンソー ・カッター ・長いロープ ・クレーン ・照明装置 など、人を救い出すための道具をつんでいます。 |
Q10 | 火事が一度に 2件おきたら どうするの? |
羽咋消防署では、1件の火災に2台の消防車が出動しますが、1台ずつ、それぞれの火災現場に向かいます。 1台で消せない時は、となりの宝達志水消防署や志賀消防署から応援に来てもらいます。 それでも消せない時は、かほく市や七尾市など、他の消防本部から応援に来てもらいます。 |
Q11 | 火事を消すのに かかる時間は どのくらい? |
火事の大きさにもよりますが、小さな火事だと1分で消せるものもあれば、建物が全焼する火事だと1〜2時間かかります。 昭和55年に雷で羽咋市の繊維工場が火事になり、火が消えるまで8時間43分もかかりました。ポンプ車は29台出動しました。 |
Q12 | 1年に何件くらい 火事がおきてるの? |
羽咋郡市では、その年によって差はありますが、1年に10〜30件位です。 全国では5万件くらいです。約10分に1件の火災がおきていることになります。 |
Q13 | 火事がおこりやすい 時間はあるの? |
時間帯では、昼過ぎから真夜中になるまでが多いです。 季節では、寒くなってきて暖房器具を使い出す10月から3月です。 一般的に、空気が乾燥する季節や暖房器具を使用する時期に多いです。 |
Q14 | 何が原因で 火事になるの? |
・放火 ・こんろ ・たばこ ・火遊び ・たき火 ・落雷 などが多いです。 |
Q15 | 火事の時以外は どんな仕事を しているの? |
・病人やけが人を救急車で病院まで運ぶ仕事 (救急業務) ・交通事故などで、車内に閉じ込められた 人を助ける仕事 (救助業務) ・火災を発生させないよう指導や検査を する仕事 (予防業務) ・消火栓や防火水槽などの点検、 資器材の点検整備をする仕事 (警防業務) ・資器材取扱い訓練、火災防ぎょ訓練、 救助訓練など。 (各種訓練) ・書類の作成、各種統計資料の作成、 各種資料の整理等 (事務) などをしています。 |
Q16 | 仕事は何時から 何時までなの? |
消防署の人は、3班にわかれていて、交代で働いています。 朝8時30分から、次の日の朝8時30分までの24時間仕事をして交代します。 消防本部の人など、班交代しない人は、月曜日から金曜まで毎日出勤します。 朝8時30分から、夕方5時15分まで仕事をします。 |
Q17 | 仕事中は、ずっと 起きたままなの? |
24時間仕事をしている間に、交代で、仮眠室で仮眠(少し横になって休むこと)をします。 仮眠の時間はその日や人によってちがいますが、だいたい4〜5時間ほどです。消防署では、いつもだれかが起きています。 |
Q18 | 火事のときに 着ている服は どのくらい重いの? |
火事のときには、防火服という燃えにくく丈夫な服を着ます。さらに防火服の上から煙の中でも息ができるように空気呼吸器というものを背負っています。 合わせると、重さはだいたい15〜20キログラムぐらいになります。 |